Vol.081 マンション保険について

最近、マンション保険の仕組みについて改めて知る機会がありました。

結果として、今まで管理会社のフロントとして保険事故への対応や提案方法が適切ではなかったことに気付かされています。

マンション保険改定時の保険料算出の基礎となる情報に、マンション共用部の面積や建物構造のほか、「事故件数」というものがあります。この事故件数は保険受領額ではなく、保険会社ごとに設定された算定期間の間に発生した「保険事故の件数」となります。そして、事故件数が多いほど保険料は割高になっていき、結果として5年契約で100万円を超える金額差が出てくる場合もあります。つまり、事故発生時、復旧費用が少額であれば保険を適用しない方が結果として有利に働く場合が多く、それを上手く利用するなら、免責金額を10万円から20万円程度に設定しておくことで保険料も割安になり管理組合にとって有利になる、という考え方もあるということを知りました。管理会社に限らず、保険工事は割りの良い仕事であるため、保険工事は積極的に行ってきましたが、被害状況や復旧金額をしっかりと考え対応していく必要があると改めて知ることができました。また、保険更新時の提案についても、1社のみでの提案ではなく、その時の管理組合の状況に応じた最も有利な保険会社を選定する必要もあります。