Vol.042 地方の投資用マンションの現状

最近、投資用マンションの現状について色々と見聞きする機会があります。

多くの場合、単刀直入にいえば「食い荒らされた後」とも思えるような惨状です。理事長自ら事務の一部を有償で行いながら修繕積立金を別々に管理していない等の会計処理の問題、理事役員の承認がないまま総会資料を配布する等、その状況は様々です。

ただ、こういった場合、往々にして管理組合には資金がなく、管理費や修繕積立金は合わせても標準値をかなり下回っており、値上げしてしまえば投資用物件として収益を得られないため、今の方法に頼るしかないというが現状です。長期滞納も大量にあり、過去には使い込みもあるような状況も多くあるようです。

実は、昔から、利益相反を目的として自ら区分所有者となり、自分の関連業者などへ利益誘導していく事例は相談を受けることが結構ありました。多くの場合、マンション管理業の登録は受けずに管理運営に関わることで罰則も受けることがなく、他の組合員はどうすることもできない。かといって多くの利益が見込めないため、真っ当な管理会社は見向きもしてくれないという状態であることが多く見受けられます・・・・

本来であれば私のような立場の者が何とかするべきなのですが、今は時間と労力、能力も足りていないことを痛感します・・・契約を増やし会社が安定してきたら、本格的にマンション管理士として、そのような管理組合と向き合っていきたいと考えています。