長らく九州地区を担当していたため、マンション管理における台風対策は少し経験があります。共用部分はもちろん専有部分内の対策など参考になればと思います。
共用部分では、当たり前の対策として、機械式駐車場を始めとする地下に駐車してある車両は事前に避難させておく、エレベーターは保守業社へ事前に連絡し上階待機設置としておくことが大切です。機械式駐車場の地下ピットには排水ポンプがありますが、排出先である(市町村の)排水管が一杯になりマンションから十分に排水できず、結果として水没してしまうことがあります。エレベーターは、エレベーター籠が下階に停まっていると、階エレベーターホールから水が流れ込み、エレベーター籠に落水し機器故障が発生してしまう恐れがあります。
専有部分では、窓サッシや排気口からの雨水流入防止対策を行いましょう。特に低層階では上階から外壁を伝って、外壁部分に設置されている排気口などが大量の雨水にさらされることになるため、注意が必要です。また、排水が間に合わなかった場合、低層階のトイレや排水シンクに水が逆流してくる可能性があるので焦らずしっかり対応していきましょう。