当社は、お客様の知らないところで利益を頂かない、キックバック)を受け取らないことを会社方針としています。
ですが、キックバックを受け取ること自体は間違っていないと考えています。
そもそも、なぜ、管理会社がキックバックといった表に出ないような形をとった方が、全体的に円滑な業務遂行ができるという理由からです。
そして、これらの業務は管理委託契約外となっており、標準管理委託契約書の形式を取っている場合、管理組合がマンション管理会社以外に業務を発注する場合の契約上の対応は以下の通りです。
「見積書の受理」には、見積書の提出を依頼する業者への 現場説明や見積書の内容に対する管理組合への助言等(見積書の内容や依頼内容との 整合性の確認の範囲を超えるもの)は含まれない。また、「甲と受注業者との取次ぎ」 には、工事の影響がある住戸や近隣との調整、苦情対応等、管理組合と受注業者の連絡調整の範囲を超えるものは含まれない。
ただし、管理組合と管理業者の協議により、これらを追記することは可能である。なお、これらを追記する場合には、費用負担を明確にすること。 「実施の確認」について、本契約とは別個の契約として、建築士やマンション維持修繕技術者等の有資格者による確認を行うことも考えられる。
つまり、裁量権は与えられておらず、金額と「裏の動き」についての整合性までチェックされていないのが現状です。
今回、第2棟目のご契約にあたり、重要事項説明会ではキックバックは一切受け取ることがない代わりに、見積手配や工事完了確認など契約外の動きが必要な場合は、別途経費を明確に提示の上、ご請求することを説明させていただきご納得いただけました。
今後は、見積手配費用の基準や料金体制、複数の工事を取りまとめる場合の当社のあり方など検討する必要がありますが、これらは実際に業務を行なっていきながらノウハウとして蓄積される部分も多いと考えられますので、当社オリジナルの管理形態を確立していきたいと思います。
今までやったことがない形でマンション管理を行なっていくことになる「チャレンジャー」の立場になりますが、これは管理組合を利益至上主義に巻き込まない形で適切な管理をしていきたいとの考えに基づいた方針です。同じ考えの方で行動している全国の先輩方も沢山おられますので、これから一つの選択肢となるよう真面目に続けていきます。